サラ金とは消費者金融のことで、借金は必ず返済しなくてはなりません。
しかし、返済不能に陥った場合には、債務整理で返済義務が免責になる可能性もあります。
サラ金の借金は必ず返済すること！
サラ金からお金を借りた際には、利息を含めて返済をしっかりと済ませなくてはなりません。
利息は設定されている金利の分発生するようになっており、元金だけでなく利息分も支払わなければ、借金が返済されたことにはなりません。
借金を支払わなければ、完済するまでブラックリストに登録され、あらゆる信用審査で通過することが出来なくなります。
もちろん、法的にも返済を迫られることになり、催促状を無視していると、強制的に差し押さえが執行され、財産を失うことになるのでご注意を。
サラ金の返済はいつまで無視して大丈夫？
サラ金の返済は毎月の約定日に行うことが基本ですが、数日程度であれば、遅延損害金を支払うことで返済を待ってもらえます。
しかし、それ以上返済を無視していると、信用情報に大きなキズがついてしまい、1カ月以上返済が滞った場合には、ブラックリストに登録される可能性が非常に高くなります。
その頃から、業者からの催促状が連日届くようになり、取り立ての電話の頻度も多くなります。
サラ金は正規の貸金業者であるので、返済が遅れたからといって、暴力的な取り立てや、いやがらせを受けることはありませんが、無視をしていると着実に法的手続きを進めるので、借金から逃れることはできません。
3カ月以上催促状を無視していると、法的手続きを取られる可能性が高く、裁判所への呼び出しや、強制執行（財産取り押さえ）の警告がきます。
ここで、対応しておけば、まだお金を支払うだけで済みますが、取り押さえが強制執行されると、口座の締結や担保が競売にかけられる危険性もあります。
口座が締結してしまうと、勤め先にも借金がばれてしまうので、社会的信用度も墜落してしまいます。
返済が不可能になったら債務整理を！
サラ金からの借金が返済不能になった場合には、弁護士に債務整理の手続きをとってもらいましょう。
債務整理とは債務の減額や利息を減少させる法的手続きで、借金の返済不可能になった際に取るべき唯一の手段です。
債務整理にはいくつか種類があり、発生する利息をカットする任意整理や、債務自体を削減させる個人再生と自己破産があります。
毎月の返済では全然元金を減らせない…、というレベルであれば任意整理をおすすめしています。
利息分の返済もままならない…という方は、個人再生や自己破産を行うようにしましょう。
闇金には返済しないようにしましょう！
サラ金から借りたつもりだったのに、相手が闇金だったと気が付いた際には、返済は行わないようにしましょう。
闇金の背後には更に大きな悪徳業者が絡んでおり、間接的に暴力段など反社会的集団へとお金を渡していることにもつながります。
お金を借りた相手が悪徳業者であると気がついた際には、弁護士へと相談するなどして、返済しなくても済むように法的手続きをとってもらいましょう。
闇金にお金を支払ったからといって、罪に問われることはありませんが、返済するメリットは一つもないということは覚えておきましょう。
サラ金はサラリーマン金融の略称で、正規の貸金業者を指しています。
よく闇金とサラ金を混同する方がいますが、サラ金からお金を借りるというのは、消費者金融からお金を借りるのと変わらないことなので、法に則って返済は必ずしなければなりｍかせん。
一応、民法上10年経つと時効が成立するといわれていますが、取り立てから10年間逃げ切ろうとすると、人生に多大な影響を及ぼしてしまうのでご注意を。