サラ金と銀行カードローンの違いとは?

サラ金

キャッシングの代表格、サラ金と銀行カードローン。両者ともカードや振込で借り入れを行うキャッシングですが、どちらを利用するかで特徴は大きく異なります。なんとなく銀行カードローンだけに良いイメージを抱いていませんか?実はサラ金にも皆さんに知られていないメリットが数多くあります。今回はサラ金と銀行カードローンの違いについてご紹介します。


・銀行カードローンとサラ金の分類

まず、サラ金と銀行カードローンの区分をご紹介します。

銀行カードローン サラ金(大手)
三菱東京UFJ銀行カードローン
みずほ銀行カードローン
三井住友銀行カードローン
新生銀行カードローンレイク
りそな銀行カードローン
楽天銀行スーパーローン
ジャパンネット銀行カードローン
イオン銀行カードローン
じぶん銀行カードローン
横浜銀行カードローン
プロミス
アコム
アイフル
SMBCモビット
ノーローン

銀行カードローンについて

銀行カードローンはメガバンクから地方銀行、ネット銀行まで多くの銀行が運営しています。銀行カードローンは給与の振込、預金などで利用している方も多いと思います。そのため、もともと利用していた方にとっては馴染みのある銀行カードローンを利用したいという方も多いと思います。母体が銀行という安心感もあり、利用しやすい点が銀行カードローンのメリットのひとつですね。

サラ金について

サラ金はキャッシングを行う以外に利用する方はほとんどいないと思います。そのため、借金をしているという感覚が強く、初めての方には抵抗があるかもしれません。しかし、調べてみるとそんなことはないのです。サラ金というと闇金のイメージを抱き、「恐いお兄さんが取り立てに来る」「莫大な利息で借金がなかなか減らない」などマイナスイメージを持たれがちです。
しかし、実際に利用してみるとそんなことは全くありません。担当者は丁寧な対応で、利用者のプライバシーが一切ばれないよう配慮していますし、先ほどご紹介した大手サラ金なら上限金利が法則で守られているので、莫大な利息を回収されることはありません。

銀行カードローンもサラ金も、どちらも怖い思いをすることはありません。続いては両者の具体的な違いをご紹介します。


・銀行カードローンとサラ金の4つの違い

チェック

銀行カードローンとサラ金には大きく分けて4つの違いがあります。

① 審査時間が違う

一つ目の違いは審査時間です。銀行カードローンは条件を満たしていれば即日融資も可能ですが、あまり期待しない方が良いでしょう。また、利用するには口座が必要という銀行カードローンも多く、口座を作るだけでも1日~数週間を要します。そのため、一部を除き、多くの銀行カードローンが即日融資は期待できないと考えておきましょう。
それに比べてサラ金は、審査時間最短30分、融資まで最短1時間というスピード感が強みです。申し込みに抵抗を持つ方が多い中、銀行カードローンと肩を並べて支持されている理由はこのスピード感にあります。今日中にお金が必要という方はサラ金を利用することをおすすめします。

② 金利が違う

2つ目の違いは金利です。銀行カードローンとサラ金、それぞれの金利を比較してみましょう。

銀行カードローン 金利
三菱東京UFJ銀行カードローン  1.8~14.6%
みずほ銀行カードローン 3.5~14.0%
三井住友銀行カードローン  4.0~14.5%
 新生銀行カードローンレイク  4.5~18.0%
 りそな銀行クイックカードローン  9.0~12.475%
 楽天銀行スーパーローン  1.9~14.5%
 ジャパンネット銀行カードローン 18.0% (100万円未満)
 イオン銀行カードローン  3.8~13.8%
 じぶん銀行カードローン  2.4~17.5%
横浜銀行カードローン 1.9~14.6%

 

サラ金 金利
プロミス 4.5~17.8%
アコム 3.0~18.0%
アイフル 4.5~18.0%
SMBCモビット 3.0~18.0%
ノーローン 4.9~18.0%

両者の金利を比較するとその差は一目瞭然です。下限金利は変わりませんが、上限金利に大幅な差が生じています。下限金利は限度額が高い方に適応される金利なので、初めて借り入れる方はまず上限金利が適応されると考えましょう。

③ 利用限度額が違う

3つ目の違いは、利用限度額です。サラ金は貸金業法で利用限度額が年収の3分の1以下に制限されています。しかし、銀行カードローンは貸金業者ではありません。そのため、総量規制が適応されず、場合によっては利用限度額が年収の3分の1以上になります。しかし、総量規制対象外だからと言って必ずしも銀行カードローンの方が利用限度額が高く設定されるわけではありません。

④ 無利息期間の有無

銀行カードローンとサラ金では無利息期間があるかどうかが異なります。無利息期間とは、一定期間利息0で借り入れ可能なサービスを指します。この無利息期間がほとんどのサラ金で設けられているのに対して銀行カードローンは新生銀行レイクのみです。
サラ金ごとの無利息期間に関しては以下の通りです。

サラ金 無利息期間
プロミス 初回借り入れ日の翌日から30日間
アコム 契約日の翌日から30日間
アイフル 契約日の翌日から30日間
ノーローン 借り入れ日の翌日から7日間

 

銀行カードローン 無利息期間
新生銀行カードローンレイク ①契約日の翌日から30日間
②契約日の翌日から180日間

②の場合は利用限度額が200万円以下の方に限ります。また、無利息が適応されるのは5万円までです。

少額を短期間で借り入れようと思うのなら、無利息期間のあるサラ金を利用するのも手です。金利が高いことがネックなサラ金ですが、期間中に返済できればデメリットがなくなりますよね。
ここ


まとめ

銀行

銀行カードローンとサラ金の違いは明確に分かれています。それぞれにメリットがあればデメリットがありますよね。あなたがどのような状況でキャッシングを行いたいのか、どのような目的で借りるのか、どれくらいの額をどれくらいの期間借りたいのかを事前に決めましょう。キャッシングの目的が決まると自ずと銀行カードローンとサラ金どちらにするか選べるはずです。