未成年でもサラ金の審査に通る方法は?

未成年、お金

サラ金の審査は、「20歳以上」を条件としているところが多いです。学生であれば、アルバイトをしてその中で必死にやりくりをする方が多いですが、家庭の事情などやむを得ない場合にどうしてもお金が必要なときもありますよね。今回はサラ金の審査に未成年が通る方法をご紹介します。


・サラ金の審査に通るポイント

サラ金の審査に通るポイントは以下の通りです。

20歳以上65歳未満

まず、審査を受けるには年齢制限があります。正規のサラ金であれば「20歳以上、65歳未満」と定めているところが多いです。サラ金は返済能力のある方にだけお金を貸します。20歳未満の方であれば、まだ高校を卒業したばかり。返済に充てる財源を確保できる可能性が低いと見なされ審査を受けることができません。しかし、20歳以上であれば学生であっても審査を受けることができます。この際条件は、安定した収入があることです。以下で詳しくご説明します。

安定した収入がある

安定した収入があることは審査を受ける際の大前提です。つまり、無職の方は成年・未成年に限らずほぼ間違いなく審査に落ちます。審査に通るにあたり、収入額を気にすることはありません。安定して毎月収入が得られていればアルバイトやパートでも審査には通ります。つまり、未成年でなければ審査に通る可能性は極めて高いです。しかし、サラ金で借り入れる際、総量規制の対象で、利用限度額が年収の3分の1以内と決められているので、高額を借り入れるのはできないことを念頭に入れておきましょう。

ブラックリストに登録されていない

ブラックリストに登録されていないことも審査に通るポイントのひとつです。ブラックリストとは信用情報に傷がついている状態を指します。事故とは、延滞や債務整理を行った状態を指し、一度ブラックリストに登録されると最低でも5年間はクレジットやローンの契約ができなくなります。過去の借り入れに問題があった方はブラックリストに登録されている可能性が高いので、個人信用情報機関に開示申請をして確認することをおすすめします。

勤続年数が半年以上

勤続年数が半年以下の方は審査に通る可能性が低いです。最低でも半年以上勤めていなければ、「いつ辞めるか分からない状態」と見なされます。職を失えば当然返済に充てる財源もなくなるので、勤続年数はサラ金の審査において重要な返済能力の証明になるのです。最低でも半年以上、1年以上で合格ラインなので、勤続年数が半年に満たない方は申し込みをせず、勤続年数を積むことをおすすめします。勤続年数を積むことで経済状況が好転し、サラ金が必要なくなったなんて話も聞きます。今、本当に必要なお金なのかをしっかり考える時間も大切ですよ。

他社借り入れ件数が3件以下

他社借り入れ件数が3件以上あると、審査に通る可能性がグッと低くなります。他社からの借り入れ件数が多ければ多いほど、1社からの信用の薄さを証明することになるのです。「1社からでは希望額を借りることができないから何社からも借り入れを行っている」と見なされてしまうのです。そうならないためにも、利用していないローンは解約する、低金利のカードローンにまとめるなど、借り入れ件数を減らす対策を行いましょう。ただ、住宅ローンやカーローンなど、担保を必要としているローンであれば、ここでの借り入れ件数に含まれないのでご安心ください。

他社に申し込みすぎていない


・未成年でもサラ金の審査に通る方法とは?

この記事の最初に、サラ金の審査に通るには「20歳以上65歳未満」という年齢制限があることをお話ししました。しかし、この年齢制限には例外があります。20歳未満の未成年の皆さん、サラ金を利用できないと諦めるのはまだ早いですよ。以下で、未成年でもサラ金の審査に通る方法をご紹介します。

未成年でも例外がある

未成年でもサラ金の審査に通る場合があります。以下の3つの項目に当てはまれば未成年も借り入れできる可能性が高くなります。

保護者からの同意がある

保護者からの同意を得られた場合、サラ金の審査に通ることがあります。この場合、書類に保護者からのサインを得て、「何かあったら保護者が責任を取る」という契約を交わします。しかし、保護者からの同意を得ていても未成年が借り入れ可能なサラ金はごくわずかです。申し込みを行う前に、連絡をして事前に「保護者からの同意があれば未成年は借り入れ可能か?」を聞いてみることをおすすめします。また、学生ローンは学生の借り入れを積極的に行っているため、サラ金に比べたら審査に通る可能性が高いです。しかし、学生ローンも保護者からの同意を必要とすることが多いので、事前に必要な書類を確認してみましょう。

結婚している

結婚している場合、未成年でもサラ金から借り入れ可能な場合があります。結婚して所帯を持っている場合、法的には成年扱いされるのです。しかし、この法律が全てのサラ金に当てはまるかといったらそうではありません。この場合もまずは、サラ金に事前に連絡をして確認してみましょう。