キャッシングを行おうと考えている方。キャッシング業者だけでも何種類もあり、どこを利用するか選ぶだけで一苦労ですよね。まず決めるべきことは、サラ金にするか銀行カードローンにするかです。
今回はサラ金と銀行カードローンの違いをご紹介します。
目次
・サラ金と銀行カードローンの違い
サラ金と銀行カードローンの違いをご紹介します。
上限金利の高さが違う
キャッシング業者のサイトを見ていただければわかるのですが、金利には幅があります。例えば3.0～17.8％と書かれている場合、3.0％が下限金利、17.8％が上限金利です。
初めてキャッシングを利用する方の場合は利用限度額が低く設定されるため、限りなく上限金利に近い金利が適用されます。
銀行カードローンはサラ金よりも上限金利が低く設定されています。銀行カードローンは低いところでは10％を切るのに対して、サラ金は平均18％、低いところでも17.8％と、その差は一目瞭然です。
総量規制の対象かどうかが違う
総量規制対象のキャッシング業者は、利用限度額が年収の3分の1までと定められています。
サラ金は総量規制の対象であるのに対して、銀行カードローンは総量規制対象外で、年収に関係なく利用限度額が定められます。
その証拠に、銀行カードローンは収入証明書なしでも高額を借り入れることが可能です。大手サラ金のほとんどが50万円以上の借り入れで収入証明書が必要なのに対して、銀行カードローンは100万円、200万円までの借り入れなら収入証明書の提出が不要なところがほとんどです。
| 業者名 | 収入証明書が不要な借り入れ金額 | |
| サラ金 | プロミス | 1～49万円 |
| アコム | ||
| アイフル | ||
| ノーローン | ||
| 銀行カードローン | みずほ銀行カードローン | 1～99万円 |
| 楽天銀行スーパーローン | 1～199万円 | |
| 三菱東京UFJ銀行バンクイック | ||
| じぶん銀行じぶんローン | 1～299万円 | |
| 三井住友銀行カードローン |
審査スピードが違う
審査スピードはサラ金の方が早いです。サラ金の場合即日審査を行うところがほとんどですが、銀行カードローンは結果が翌営業日、長ければ翌週なんてことがざらにあります。また、銀行カードローンは指定された銀行口座を持っていなければ借りられないなんてこともあるのです。
そのため、急いでお金を用意しなければならない方はサラ金がおすすめです。
・サラ金のメリット
サラ金のメリットを業者紹介も踏まえてご紹介します。
審査・融資時間が短い
サラ金は審査・融資時間短いことが最大のメリットです。申し込み方法は店頭申し込みの他にWeb、電話、自動契約機、郵送などバラエティに富んでいます。
Webや電話、自動契約機を利用すれば、夜に申し込みを行っても即日融資が可能な場合がほとんどです。
お仕事で忙しい方でもWeb申し込みなら24時間申し込み可能なので、深夜に申し込みを行えば翌営業日の午前中には融資可能です。サラ金の審査時間に関してはこちらの記事もご覧ください。⇒『サラ金の審査にはどれくらい時間がかかるの？』
| 業者名 | 審査時間 | 申し込み方法 |
|---|---|---|
| プロミス | 最短30分 | Web、自動契約機、電話、郵送、店頭 |
| アコム | 最短30分 | Web、自動契約機、電話、郵送、店頭 |
| アイフル | 最短30分 | Web、自動契約機、電話、郵送、店頭 |
| SMBCモビット | 最短30分 (※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱いとなる場合もある) |
Web、自動契約機、電話、郵送 |
借り入れ・返済方法が多様で利用しやすい
借り入れと返済方法が多様です。提携ATMは全国のコンビニに設置されている、あるいはネットから融資を申し込めば即日振込を行うことが可能なキャッシング業者もあります。
| 業者名 | 借り入れ方法 | 返済方法 |
|---|---|---|
| プロミス | Web、ATM、自動契約機、店頭、電話 | Web、口座振替、ATM、店頭、振込 |
| アコム | Web、ATM、店頭、電話 | Web、ATM、店頭、振込 |
| アイフル | Web、ATM、店頭、電話 | Web、口座振替、ATM、店頭、振込 |
| SMBCモビット | Web、ATM、電話 ATM、口座振替 | ATM、口座振替 |
・銀行カードローンのメリット
銀行カードローンのメリットを、業者紹介を踏まえてご紹介します。
総量規制対象外で専業主婦も借り入れ可能
銀行カードローンは総量規制対象外なので無収入の専業主婦でも借り入れ可能です。収入のある方に比べて利用限度額は低く設定されますが、旦那様の同意書無しで借り入れできる、女性専用のローン商品なので安心して利用できるなど、専業主婦にとってメリットが多いのも銀行カードローンの特徴です。
上限金利が低く、初めての方も負担になりにくい
上限金利が低いため、総返済額を抑えて借り入れできるのも銀行カードローンのメリットです。
金利が5％異なるだけで総返済額は大きく変わるのです。
高額を長期間かけて返済すると、総返済額に数万円の差が生じる
例を出してご紹介します。
金利18％のキャッシング業者で30万円借り入れた場合（3か月返済）、利息は13,758円ですが、金利14％のキャッシング業者で同額を同期間借り入れた場合の利息は9,936円となります。
少額を短期間で返済しても4,000円の差が生じるので、50万円、100万円を1年近くかけて返済すれば数万円の差が生じます。
利息は低く抑えられればそれに越したことはありませんよね。
しかし、金利10％以下の銀行カードローンは審査も厳しくなることを念頭に入れておきましょう。