転職後サラ金の審査に通過するポイント

転職

サラ金の利用条件は「20歳以上で毎月安定収入のある方」です。(参考:『サラ金の審査基準!審査項目や審査方法について』)

しかし、利用条件を満たしている方全員に融資を行うことはありません。サラ金の審査項目は細かく分かれており、それぞれの項目の点数を合わせて融資を行うかどうか決めます。

数ある審査項目の中でも重要なのが勤続年数です。

勤続年数が長ければ長いほど、サラ金の審査では有利と言われています。3年以上ある方はなかなかの高評価を得られます。

そこで、「転職したばかりの人はどうなるの?」と不安を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?転職したばかりなら、勤続年数は短くなります。

そうなればサラ金の審査にも通らないのでしょうか・・・?今回は転職したばかりの方がサラ金の審査に通過するかどうか、転職後審査に通過するポイントをご紹介します。

転職後はサラ金の審査に通りにくくなる

通らない

転職後は勤続年数が短くなるため、サラ金の審査に通りにくくなります。勤続年数の基準は次のような目安となっています。

勤続年数 審査基準
1~3年
半年~1年
半年未満

勤続年数が半年に満たない方は審査でマイナス評価になります。転職して半年間はサラ金の審査に申し込むことはおすすめできません。

転職後サラ金の審査に通過するポイント

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この記事をご覧いただいている方の中には、今すぐにお金が必要な方もいらっしゃると思います。そんな状況では居ても立っても居られないですよね。

先ほど、転職したばかりの方は勤続年数が短いため審査に通りにくいとお伝えしました。しかし、申し込み方法を工夫すれば審査に通過する可能性もあるのです。

今章では、転職後審査に通過しやすくなるポイントをご紹介します。

借り入れ金額を少額にする

最もリスクの少ない申し込み方法は、借り入れ金額を少額にすることです。借り入れ金額があまりに多すぎると、返済能力が低いと見なされて審査に落ちやすくなります。

審査で重要なのは収入の額よりも安定性です。毎月安定していれば、アルバイトやパートの方も審査に通過します。

正社員で転職した方なら、10万円程度の少額融資を受けられる可能性があります。

中小のサラ金に申し込む

キャッシングは、銀行カードローンよりも大手サラ金、大手サラ金よりも中小のサラ金の方が審査通過率が高くなる傾向があります。

転職したばかりで審査に不安を持っている方は、できるだけ審査基準が厳しくないキャッシング業者を選びたいですよね。

しかし、中小のサラ金に申し込む際に注意するべきことは、闇金には手を出さないことです。

金融庁から貸金業者として認定されているサラ金は、違法な金利で悪質な取り立てを行う闇金です。金融庁の登録を受けている賃金業者かどうかは金融庁のホームページから確認できます。

少しでも怪しいなと思ったらまずは確認してみましょう。

転職して半年後に申し込む

最も確実な方法は、転職後半年間は申し込みを控えることです。正社員の方は勤続年数を半年以上積めば審査に通過しやすくなります

ダメもとで審査に申し込むと後々後悔します。

それは、申し込み履歴も信用情報に記録されるためです。申し込み履歴が多いとそれだけ審査に落ちた回数も多いと見なされ、次申し込む審査で不利になります

審査に通過しやすい条件を満たしている状態で申し込みを行いましょう。

審査通過後に転職したらどうなるの?

サラ金

話は少し変わりますが、審査通過後に転職したらどうなるのか気になりませんか?

審査通過後、つまりサラ金を利用中に転職を行っても、利用限度額が減らされることはありません

しかし、必ずサラ金に転職の報告は行わなければなりません。

転職を行うと勤続年数が短くなりますが、キャリアアップと見なされることもあります。大幅に収入が上がったなら、増額できる可能性もあります。

しかし、利用限度額の増額はサラ金によって対応が異なります。確認してみましょう。

まとめ

サラ金

転職をしたばかりのあなたも、転職を控えているあなたも、過度に悩みすぎる心配はありません。

転職したばかりのあなた。勤続年数が短くなりますが、審査に落ちると決まったわけではありません。転職したことにより年収が増えた方なら、まだ可能性はあります。

収入が下がってしまった方も、借り入れ金額を少額に押さえれば審査に通過するかもしれません。

サラ金利用中に転職したあなたは、利用限度額が減額されることは滅多にありませんが、必ず申告は行わなければなりません。サラ金によって勤務先変更手続きが異なるため、まずは確認してみましょう。