イメージが回復してきたサラ金

サラ金とはサラリーマン金融の略称で、現在では消費者金融といいます。かつてはサラリーマンを主な顧客として、担保が不要で、ちょっとしたお金が急に必要になったときに借りやすい金融会社として急成長しました。しかし、借りやすい事を良いことに、ギャンブルややブランド品購入に借りたお金をつぎ込んだ人に対して脅迫するなどの厳しい取立てをすることからサラ金と言われて少し軽蔑のニュアンスを含んだ呼ばれ方をしていました。しかし、今では東証1部上場企業も何社かある消費者金融業界となりました。(->アコム
ところが、数年前に東証1部上場企業とは思えないような厳しい取立てを相変わらず続けていることが明るみに出て社会問題となってからは改善も進み、また、グレーゾーン金利と言われた部分についても多くの過払い金返還訴訟によって消費者金融会社がグレーゾーン金利分を返還せざるを得ない状況になってから後は、利息制限法上の適正金利を謳うように変わるなど、かつての悪徳高利貸しのイメージからは回復してきたと感じます。